介護付き有料老人ホームと住宅型有料老人ホームの違いと比較

有料老人ホームには、介護型老人ホームと住宅型老人ホームがあります。
なんとなく名前から想像が出来ますが、大きな違いは分かりずらいと思います。

そこで両者の大きな違いを比べてみます。

介護付き老人ホームと住宅型老人ホームの違い

項目 介護付き有料老人ホーム 住宅型有料老人ホーム
入居年齢 65歳以上 60歳以上
介護サービス 施設内で提供 外部との個人契約(訪問介護やデイサービス)
入居要件 要介護1以上が多い 施設により条件が大きく異なる
認知症 受け入れ可能 重度認知症は拒まれる可能性もあり
介護費用 介護度で毎月同額請求 介護サービス利用で負担増える
全体の費用 毎月大きな変動なし 利用した介護費用で変動する
緊急時の介護対応 24時間体制 緊急時の対応不可
特定施設入居者生活介護の認定 有り 無し

上記表は、一般的な比較です。

自立している、介護を重要視していない、認知症の軽い方は、住宅型有料老人ホームでも大きな問題はないでしょう。

反対に常時介護が必要、要介護度が高い、重度の認知症の場合には、介護付き有料老人ホームを選択するべきです。

最近では、住宅型有料老人ホームでもデイサービスや訪問介護の併設も多くみられます。介護付きと大きな違いがみられないようになってきました。住宅型老人ホームのデメリットが最小限に抑えられるようなサービスの展開が増加しています。

費用だけで考えると、介護付き有料老人ホームは毎月の費用は一定です。要介護度がついていれば、介護保険自己負担分1割(定額)が決まっていますので、イベント等での出費が無い限り変動は少ないでしょう。

住宅型有料老人ホームは、変動的ではありますが、介護サービス相当分だけです。介護サービスを利用すれば利用した分が上乗せされるようになります。

注意点としては、住宅型有料老人ホームが自立から要介護まで入居可能と謳っていながら、実際には要介護者のみ入居させているというケース、自立している入居者からも生活サポート費用と謳った金額を徴収していることです。

認可の問題を潜り抜けながらも少しでも徴収できる仕組みを作っている現実もありますので、注意してください。

特定施設入居者生活介護って何?

厚生労働省の資料の中から下記を引用して説明します。

特定施設入居者生活介護とは、特定施設に入居している要介護者・要支援者を対象として行われる、日常生活上の世話、機能訓練、療養上の世話のことであり、介護保険の対象となる。

○ 特定施設の対象となる施設は以下のとおり。
① 有料老人ホーム ② 軽費老人ホーム(ケアハウス) ③ 養護老人ホーム
※ 「サービス付き高齢者向け住宅」については、「有料老人ホーム」に該当するものは特定施設となる。

特定施設入居者生活介護は、届出を出して認可されるものなので、取得するのに基準になる、人員体制や設備基準をクリアしているということになります。

結論から言うと、特定施設入居者生活介護を取得されている施設で介護を受けた方が費用的にも安く済むことになるというわけです。

業界用語?で「特定施設」と呼んでいます。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク