老人ホーム入居のQ&A

公開日:2017/02/06
更新日 : 2017/02/11

国民年金で受給額が少ないのに老人ホームに入れるのか?

本人の受給額の問題だけではなく、同居している世帯での総合的な収入(市区町村民税課税額)によって負担の限度額等が決まります。
生活保護受給者だから入れないとか、低所得だから入れないというわけではなく、負担軽減措置というものがありますので、是非市区町村の窓口に相談してみてください。

結局、老人ホームって幾らかかるの?

入居する施設にもよりますが、一般世帯で有料老人ホームと仮定すれば、月額25万円程度の準備は必要となります。
これは、一般的な数字であり、この数字より安い有料老人ホームもあり、もちろん高くなる老人ホームもあります。場所、建物、ブランド、サービス内容で大きく変わってきます。

特別養護老人ホームの入居申し込みは、他県でも他市でも大丈夫ですか?

特に問題ありません。グループホームの場合だけ例外で、地域密着型サービスの為、施設のある市町村に住民票があることが条件となります。

住宅型有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅の違いがわからない

トップページなどで違いや詳細を説明しています。
大きな違いとしては、住宅型有料老人ホームは、介護職員、看護師の配置義務がありますので、介護専門の施設となります。サービス付き高齢者住宅は、生活相談員の配置が義務つけられているだけですので、自立している方が入る場所、又は外部と介護サービスなどを契約して利用する場所と認識となります。最近では、サービス付き高齢者住宅も手厚くなってきましたので、区別がつきにくくなっています。

有料老人ホームか?サービス付き高齢者向け住宅か?迷っています。

自立した生活、ある程度の自由を好む、最小限の介護で収まるようであれば、サービス付き高齢者向け住宅の方をお勧めします。
食事も自炊、注文で金額は変わってきます。介護も必要なサービスを個人で外部契約するようになります。
一方で、認知症で徘徊する、少し歩くだけで転倒する、誰かが見守っていないと危険というのであれば、有料老人ホームが良いでしょう。
施設の月額費用に要介護度別の介護費が発生します。

特別養護老人ホームの入所待ちは今も続いているのですか?

重症度が高い方を優先した入所基準、要介護度3以上になってからは、実質的な待ちが減っている状況です。要介護5から優先して入所してますので、介護度が高ければ以前より早く入所できる可能性が増しました。施設によっては、即入所できるところもあるようですので、是非調べてみてください。

老人ホームに入ると自由がなくなりますか?

一般的なサービス付き高齢者住宅は、自立した高齢者が住むアパートのようなものですので、ある程度、自由度はあります。しかし、有料老人ホームだと、認知症の方も多いという傾向より、共同での生活ということが重視され、外出などは制限されていきます。手厚くなっているサービス付き高齢者住宅も、有料老人ホーム同様にしているところも多くなってきており、施設によって大きく違っているようですので、確認が必要です。

生活保護受給者でも有料老人ホームに入居出来ますか?

生活保護受給者を受け入れてくれる有料老人ホームが限られますが、問題なく入居することができます。

夫婦で入居できる老人ホームはありますか?

有料老人ホーム、サービス付き高齢者住宅に関しては問題なく入所できます。ただし、同室、お隣同士にするかなど考慮するべきだと思います。片方の介護が必要で介護疲れがあるのだったら、お隣同士にした方が気持ち的に楽だと思います。
また、自立した今の生活を出来る限り崩さず、住まいだけサービス付き高齢者住宅に移すという場合には、夫婦で同室にしても問題ないでしょう。

老健から、かかりつけで行っている病院への外来受診はできますか?

基本的に老健の場合、請求できる医療費部分が包括されています。仮に利用者さんがかかりつけの病院や診療所へ受診したとするのなら、薬代や他科への受診費用を老健が負担する仕組みになっています。定期的頻繁に外来受診が必要な方の入所は難しいでしょうし、高額な薬を処方してもらっている方の入所も難しいと思います。

老健でリハビリしたら良くなりますか?

難しい質問だと思います。基本的にリハビリは、様々な段階があると思いますし、疾患等によって出来る範囲、目標が全く違います。良くなることを前提に行う目的もありますが、現状維持を目的にする場合もあります。また、リハビリでの改善は本人の意志が一番ですので、取り組み方でも違ってきます。一概に良くなるかと言われると、「人によって違う」という回答が妥当だと思います。

シニア分譲マンションって何?

中高齢者向けの住宅で、一般のマンションのように資産価値があり、相続もできる、賃貸することもできる分譲マンションです。
介護に関しては、サ高住同様に外部サービスを個人で締結する必要があります。高齢者が住みやすいような取り組み、テナントなどが入っていることが大きな特徴です。
介護事業所が併設されている、診療所がテナントで入っているところもあります。しかし、24時間の看護となると外部サービスは割高になります。

高齢者向けですので、住宅ローンを組んで買うというより、現在の資産売却によって買い替えるという考え方になります。将来的に重度の認知症や寝たきりになったら、いくら高齢者向けの住宅であってもマンション内での生活が難しいと感じます。

人工透析をしていても老人ホームに入れますか?

通常は、入居可能です。
施設によっては、透析の食事管理や透析患者ということだけで、ハイリスクな入居者とみられてお断りされるケースもあります。また、特養も同様で、透析しているというだけでNGな施設もあります。
しかし、老人ホームも収入増加目的で、要介護度が高い入居者を好む傾向にありますので、一昔と違って喜んで受け入れてくれる施設が増えてはいます。特養も入居条件が要介護3以上となりましたので、こちらも相談してみるべきだと思います。

ショートステイの利用日数制限とは?

ショートステイには、利用日数制限があります。1つは、ショートステイの累積利用日数が、要介護認定期間のおおむね半数を超えてはいけないこと。 2つ目は、ショートステイは連続30日を超えて利用してはいけないこととなっています。30日後に1日だけ自費、そしてまた30日を半年程度繰り返しているのが実態です。この点は、グレーゾーンとなっています。

病院へ通院する際に家族の付添が必要ですか?

有料老人ホームの場合は、基本的には必要ありません。サ高住に関しては、入居前に確認が必要です。老人ホームには、協力医療機関が必ずあります。協力医療機関への通院や送迎は施設のスタッフが付き添います。一般的には、家族が付き添うとか、送迎する必要がないはずです、しかし、入院であったり退院となると手続きが生じます。また、医療行為などの選択を判断することもあると思いますが、そのような特別な際には家族が出向く必要があります。

お薬を飲んでいるのですが、自己管理になりますか?

有料老人ホームの場合には、看護職員による健康管理室が存在しているはずですので、服薬管理されています。サ高住の場合には、施設によって様々です。薬の保管と服薬管理というのは、全く異なるサービスになりますので、施設側に問い合わせして事前に確認するべきです。基本的にサ高住は、自立者を対象としていますので、介護に関するサービスは外部契約になります。

歯医者の通院は?

現在、訪問歯科というサービスも広がりを見せています。多くの有料老人ホームは、訪問歯科との連携を行い、出向いた診察を受けれる体制を構築しています。外来受診できる方の場合には、有料老人ホームであれば、スタッフの付添で受診が可能と言うのが一般的です。サ高住の場合には、施設によって様々です。

負担限度額申請って何ですか?

特養や老健、介護療養型医療施設、ショートステイを利用する際に低所得要件を満たすことで居住費や食費が軽減される公的軽減策である負担限度額申請、並びに高額介護サービス費を下記ページにまとめています。
一読ください。
>> 負担限度額申請と高額介護サービス費について

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